なまえのないねこ
竹下文子 文
町田尚子 絵
小峰書店 2020年出版
28×22×0.9cm
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八百屋や書店、パン屋、蕎麦屋、喫茶店などの飼い猫たちが、みんな持っている「名前」に憧れている、ひとりぼっちの猫。
ある日、お寺の猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。
名前のない猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?(出版社HPより転載)
出版以来、怒涛の勢いで様々な賞を受賞している大人気の作品です。表紙の猫、どんな名前だと思いますか?
表紙の表情が印象的で、主人公の猫の淋しさに注目しがちですが、どのおうちの猫にも、みんなぴったりの名前があるのが微笑ましいところです。
安定の竹下文子のお話と、このところ猫絵本を次々に出版している町田尚子の挿絵で、なんかもう無敵の猫絵本。