(古本)店主は、猫 台湾の看板ニャンコたち
猫婦人・著
WAVE出版 2016年 初版
21×15×1.5cm
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【状態】C
表紙カバーにスレ、傷
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食べ過ぎでぽっちゃりの食料品店の猫から、近所の人に愛されるアイドル猫まで……。台湾の商店街で生きる、看板猫たちと地域の人々の交流を描く。
ただの可愛い写真集ではなく、人と猫との交流、猫たちの自然な姿、そして台湾の暮らしぶりを凝縮した一冊。地域猫や看板猫好きは勿論、台湾に興味のある人も必携の一冊。猫好きが愛でながら読書するのもよし、本書を通じて猫と人間の共存の仕方について考えながら読むのも良し……。猫を愛する気持ちは国境を越えても変わらない、ということを伝えるフォトエッセイ。(出版社HPより)
著者の「猫夫人」は、猫博士と呼ばれている猫医療の第一人者を夫にもつ女性だそう。もともと、台湾各地の猫を訪ねて写真を撮っていた猫好きさんだったのが、結果として台湾の「猫村」として有名なホウトンの、ブームの生みの親となったようです。
そんな猫夫人が、台湾の商店街で、人間と暮らす猫たちにファインダーを向けたのがこちらの本。猫たちの可愛さはもちろん万国共通なのですが、同時にこれは人間との暮らしを切り取った写真集でもあり、一緒に写っている飼い主たちなくしては成り立たないものとなっています。
土着の生活が垣間見えるところも、猫と人間の間に存在している温かい信頼関係は普遍的なもの、と感じるところも、どちらも同時に味わえるような、そんな写真集です。