猫からのおねがい
監修 服部幸
写真 Riepoyonn(たむらりえ)
構成 ねこねっこ
ねこねっこ 2020年出版
18.8×13.2×1.9cm
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2020 年から施行される改正動物愛護管理法に、マイクロチップの装着義務、完全室内飼いでご長寿化、相次ぐ災害で必要になる猫を連れた同行避難……。「猫ブーム」を経て、今、猫の暮らしは大きく変わっています。本書は、そんな時代に猫と人がこれからもいっしょに幸せに生きていくために「猫を迎える前」から、あるい は「迎えてから」でも知っておきたい知識をもふもふぎゅっと詰め込んだ“令和版“のねこ生活ガイドブックです。(版元HPより)
「猫」との暮らしについての本はいろいろあって迷ってしまいますよね。「ねこねっこ」は、元・猫雑誌のライターさんが立ち上げた、猫と人のこれからの幸せを考える猫本専門のひとり出版社。ねこねっこ版「猫の飼い方」本である本書は、専門性の高さと、単なる生活指南にとどまらない、個々の猫たちの幸せへの視点が印象的です。
猫の歴史から習性、ボディランゲージなど、猫について網羅的に知ることができます。さらには、猫を迎える前に考えるべきこと、猫を迎えてからの暮らし方、気になる災害時の避難の方法などについても、参考になる内容がぎゅっと凝縮されています。
モデル猫はSNSで人気の「アメカヌちゃん」。写真は本文中にも多く散りばめられていて、おしゃれなフォトブックのようなガイド本です。監修の服部幸氏は、東京猫医療センター院長。売上1冊あたり22円が犬猫のための福祉活動に寄付されるとのことで、人にも猫にも優しい本です。