(古本)みどりの目
さく・え エイブ・バーンバウム
やく ほしかわなつこ
童話館出版 2005年 第4刷
30.6×26.5×0.8cm
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【状態】C
カバーなし/表紙・裏表紙にスレ・傷/背に若干のヤケあり
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春の日に田舎で生まれたこねこ「みどりの目」。
箱のなかから這い出して、初めて知る外の世界。春・夏・秋・冬初めての経験を繰り返し、みどりの目はもうすぐ1才になります。
高い空や大きな木、牧場の動物たちに出会った春。背の高い草のなかで遊びまわる夏。葉っぱの色づく秋。暖かい部屋のなかから雪を眺める冬。移り変わる季節と共にさまざまな経験をして、小さな子猫は少しずつ大きくなっていきます。人間もそうですが、猫も、生まれてからの1年の成長には目をみはるものがありますね。
暖かな部屋で眠るみどりの目の姿から幸せが伝わり、安心感に包まれます。
シンプルながら、ほっとできる、幸せいっぱいの作品。こちらは、1954年のコルデコット賞オナーブック。1982年に福武書店より『ぼくのたんじょうび』という題名で出版されていた作品の復刊です。
¥400