ねこと国芳
金子信久
パイ・インターナショナル 2012年出版
21×15.2×2.4cm
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猫好きのかゆいところに手が届く、国芳の猫の描写。有名な《其まゝ地口猫飼好五十三疋》にとどまらず、描きに描いた猫の絵の中から、めずらしい素描や、全編に渡って挿絵を描いた猫の冒険物語『朧月猫の草紙』、猫の役者が大勢登場する団扇絵、踊る妖怪猫、猫でできた当字、盆画に粗相をしてしまう子猫など、本邦初公開の作品を含む、たまらなく魅力的な猫たちを紹介。(出版社HPより転載)
歌川国芳は、江戸時代後期の浮世絵師。天保年間に、猫を擬人化した役者絵で大ヒットをとばします。初期の頃から作品には猫が描き込まれていて、大の猫好きとしても有名です。
猫が人間然として生活する様子を描いた作品の数々は、いきいきとしていて、江戸時代の風俗をリアルに伝えてくれます。
本書は、初期の美人画から、円熟期に手がけた猫の戯画や挿絵まで、国芳の作品に登場する猫を愛でるための本。作品の解説はもちろん、そこに描き込まれた猫に注目して、その魅力を丁寧に伝えるキャプションにも愛が満ちています。
国芳の可愛い絵の数々をいつでも手元に置いておける、ビジュアル満載の贅沢な一冊です。可愛い栞もついています。さらに、かえるや金魚の戯画も、猫に負けず劣らず可愛くて注目です!
1 ねこ、ややこしくも愛おしい家族
2 国芳の「ねこ」以外のお仕事
3 「ねこ絵描き」のひみつ
4 ねこさえいれば満足という同好の士のために
5 演出家国芳と千両役者ねこ、力を合わせる
6 おこまの大冒険『朧月猫の草紙』から
7 国芳のねこ、もう止められない