(アウトレット)村上春樹は電気猫の夢を見るか? ムラカミ猫アンソロジー
鈴村和成
彩流社 2024年出版
18.7×13×1.3 cm
ISBN 978-4-7791-7027-0
小口部分に小さな汚れがあるため、アウトレット品として販売しています。
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村上春樹の小説やエッセイには、なぜこんなにも猫が登場するのか?
そして、それを作品世界のなかでどのように昇華させているのか?
中国語訳にもなっている『村上春樹とネコの話』(彩流社)の著者が、ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』に沿って、村上ワールドのなかのSF的要素を狩猟。さらには、「村上=ネコ」のイメージを決定づけるアンソロジーとしても読み応えのある本書で、村上ワールドへ誘われたい!
著者は、最初期から村上論を展開している仏文学者です!
目次
は じ め に
序 『村上春樹と猫の話』著者・鈴村和成先生インタビュー大綱
Ⅰ 『羊をめぐる冒険』、あるいは電気猫の命名
Ⅱ 『ねじまき鳥クロニクル』、あるいは〈電話の電気猫〉はどこに?
Ⅲ 『スプートニクの恋人』、あるいは猫とすみれのフーガ
Ⅳ 『海辺のカフカ』、あるいは黒猫トロの変容
コーダ ニューヨークの「うずまき猫」
◎猫が登場する村上作品リスト
あとがき
¥1,760